アフィリエイトをしているのであれば、
直帰率という言葉は当然知っているでしょう。

サイトを訪れたユーザーが、他のページを一切見ず、
そのまま帰ってしまうという率です。

ここでは、その直帰率について詳しく述べます。

直帰率

音声も撮ったので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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■直帰率の平均は40パーセント

日本のすべてのサイトを平均すると、直帰率は
大体40パーセントと言われています。

なので、これより直帰率が高い場合は悪いサイト、
低い場合はいいサイトと言えます。

40パーセントということは、10人中4人が、
サイトを訪れた瞬間「ダメだわ、このサイト」
と思っているということです。

平均
逆にいえば、私たちがネットで使っている時間のうち、
4割は「ダメなサイトを開いてしまってガッカリする時間」
になっているということです。

これってかなり多いですよね(笑)。
ネットを使っていて、いわゆる糞サイトに当ってしまったことは
誰でもあると思いますが、
その時間がどれだけなのか、数字で見ると実感します。

ガッカリ
■直帰率を下げることは、社会にとっても正しいことである

直帰率を下げることは自分のサイトの価値を高める
ことでももちろんあるのですが、
上のような話を考えると、
何よりも社会のためになるということがわかります。

今のネットというのは、ユーザーの求める情報を、
全然提供できていないのです。

ほぼ半分の検索時間がムダに費やされているということですから、
これは私が個人的な感覚で語っているのではなく、
数字上の事実だと言えるでしょう。

訴求
なので、そんな中で直帰率を下げることに成功したら、
それは「多くの人が不満足なネット」を、
満足度の高いものにしたとして、Googleから
表彰を受けてもいいくらいのことなんですね。

(表彰というのはただの例えですが。笑)

私たちは、自分のサイトのアクセスを伸ばそうとすると、
どうしても自分本位で考えてしまいます。

しかし、画面の向こうには人がいて、
4割の確率でネットの記事にがっかりしているという事実を知ると、
私たちが何をするべきなのか、見えてくるのではないでしょうか。

そのような視点を持つと、SEOはもっと自然で、
むしろ簡単なものになると思います。
少なくとも、私は最近そう思っています。