外注ライターさんをたくさん雇うようになって、
ある程度余裕ができたら、銀行口座をいろいろ持つといいです。
三菱東京UFJ、三井住友、ゆうちょ、みずほ…、
というように主要銀行を抑える感じですね。
その理由を説明します。
音声も撮ったので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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■振込手数料を堂々と無料にできる
振込手数料などせいぜい数百円の微々たるものです。
しかし、いい外注ライターさんを集めようと思ったら、
募集の文章で「振込手数料はこちらで負担します」
と書いた方が効果的です。
微々たる金額でも「ライターさん負担でお願いします」というと、
例えて言うなら朝の挨拶を無視されたように、
何となくイヤな印象があるからです。
朝の挨拶を無視されたって、別に実害があるわけではありません。
しかし、その人と一緒にビジネスをやろうなんて思わないですよね。
それと一緒で「振込手数料は負担してください」
と言われると、ライターさんの側からすると、
いかにも「雇われている」という感じがしてしまうのです。
一方、これが「振込手数料はこちらで負担します」だと、
「ライターとして招かれている」という感じがするのです。
出版のライターさんを想像すればわかりますよね。
たとえばあなたが「本を出しませんか?」と出版社に言われ、
「でも、印税の振込手数料はご負担お願いします」
と言われたら、絶対出版しないですよね(笑)。
というように、金額としてはほんの些細なことでも、
ライターさんの心情を考えると、ものすごい違いがあるのです。
■振込手数料は意外と大きなコストになるが…
雇うライターさんが増えると、振込手数料だけでも
大きなコストとなります。
なので、外注を大規模にしている会社さんが
振込手数料をライターさんに負担させるというのはわかります。
しかし、ここはこちらが頭を使うところで、
(といっても簡単なことですが)
たくさんの銀行口座を持てばいいんですね。
主要な銀行を6つくらい抑えておけば、
大抵の人はどこかで口座を持っているはずです。
そして、今の銀行はほとんどオンラインバンキングができますから、
振込の手間も手数料もほとんどかからないのです。
もちろん、口座を開設する手間は少しかかります。
しかし、新しい銀行口座を開設するというのも、
結構楽しいものです。
…と、これはあくまで一つの考え方、やり方ですが、
ぜひ参考にしてみてください。