リンクを獲得するための作戦をリンクベイティングといいます。
ここではリンクベイティングの内容を詳しく説明します。
音声も撮ったので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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■わざとリンクされやすい記事を書く
わざとと書くと、ほとんどの方が連想するのは
「炎上マーケティング」でしょう。
実際、炎上マーケティングはリンクベイティングの代表例です。
普通の記事を普通に書いていたら、
それがたとえいい内容であっても、
「ふーん、なるほど」で終わってしまい、
なかなかリンクは張られないものです。
(よほど「なるほど!」の度合いが強ければ別ですが)
その点、炎上するような過激な記事の場合は、
「ちょっと晒してやろう」などの軽い気持ちで、
どんどんシェアしてもらえることも多いです。
シェアの動機としてはあまりいいものでなくても、
検索エンジンはそこまで判断できません。
「この記事は1万ツイートされた」と単純に判断し、
「この記事は人気記事である」ということになります。
(実際、話題になっているという点では、
一応人気記事ではあります)
■まとめ記事もリンクベイティングの代表
まとめ記事もリンクを狙って書かれたものが多いです。
たとえばよくある「○○に役立つプラグイン5種類」
のようなものですね。
このような記事は何かの覚書として便利なので、
ブックマーク代わりに「とりあえずツイートしとこ」
などと考える人も多いです。
あるいは、そういう誰かの役に立つものだと、
自分がツイートしたら友達がリツイートしてくれる
ことが多いということで、それを目当てに
ツイートする人もいます。
(そこまでRTの数にこだわる人生って、
一体何なんだろうと思ってしまいますが)
とにかく、そういう理由でまとめ記事も
リンクベイティングとして使えるわけです。
■話題のニュースもリンクベイティングになる
これはネットビジネスをやっている人々の得意な
トレンドアフィリエイトの手法です。
話題のニュースはやはりシェアされやすいので、
最新の話題を取り上げると、リンクが張られやすいのです。
トレンドアフィリエイトの場合は、
リンク狙いというよりもアクセス狙いですが、
リンクベイティングのために仕掛ける企業サイトなどもあります。
その他のリンクベイティングとしては、
YouTubeのおもしろ動画を紹介する、
何かユニークなものをレビューする、などがありますね。
要は「誰かがシェアしたくなる記事」を書くことが、
リンクベイティングの基本だといえます。
[…] ネットビジネスをするなら、リンクポピュラリティ という単語は確実に抑えておきましょう。 ここではリンクポピュラリティの意味などを解説します。 音声も撮ったので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。 ⇒ この記事の音声を聞く ■リンクポピュラリティとは何か? これは日本語でいうと「参照重要度」となります。 要は「そのサイトのランク」です。 サイトのランクといったら、 ほとんどの人はGoogleページランクを連想するでしょう。 これは正解で、Googleページランクはリンクポピュラリティの 代表とも言えるものです。 (というより、リンクポピュラリティの発想を持ち込んだのが、 そもそもgoogleだったはずです) ■昔ほどGoogleページランクの価値はなくなったが… Googleページランクは数年前から 「あれはただの娯楽用のデータだ」と Googleの社員が発言しています。 つまり「サイト運営者たちが楽しめるように作っているけど、 本当のGoogleページランクは別のところにあるから、 あまりあのランクを気にするな」ということですね。 何でわざわざそんな風にしたかというと、 Googleページランク目当てに あれこれ小細工をする人が増えたからです。 オールドドメインの活用もそうですが、 とにかくGoogleページランクを悪用して、 中身のないサイトでも上位表示するということが流行ったので、 素人には見えない本当のランクを導入したんですね。 なので、Googleページランク自体はさほど意味がない と言われるようになった現在でも、 Googleが裏で用いている「本当のリンクポピュラリティ」 は意味があるということです。 ■信用の高いサイトからリンクをもらう リンクポピュラリティを高める方法は、 信用の高いサイトからリンクをもらう、ということです。 これを人工的にやっていたのが、 少し前までのオールドドメインの活用ですが、 今ではこの手法はペナルティを受ける可能性が高く、 あまりやらない方がいいと言われています。 (例えば公の機関からリンクを張られていたサイトが、 ある日突然アフィサイトに変わっていたら、 それはその公の機関にとっても困りますよね) なので、オールドドメインの活用はやめた方がいいですが、 正しいリンクポピュラリティには意味があります。 そのあたりの使い分けや見分けもしっかりして、 リンクポピュラリティの発想を取り入れましょう。 前の記事に戻る次の記事を見る […]