サイトアフィリエイトをするなら知っておくべき単語に、
ZMOTというものがあります。
ここではZMOTの意味や活用法を説明します。
音声も撮ったので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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■ZMOTとは何か?
これはGoogleが2011年に提唱した考え方です。
ZMOTというのはZero moment of truthの略で、
簡単にいうと「最初より前の正念場」ということです。
これだけだと意味がわからないですよね(笑)。
実は、その前に「FMOT」という考えがあるのです。
これは「最初の正念場」というものです。
P&Gが04年に提唱した考え方です。
それは、消費者は店に入って最初の10秒程度で、
何を買うか決定している、というものです。
実際にそこですぐ買うかはともかく、
その最初の印象がよかった商品を結局買うことが多い、
ということです。
逆にいうとこの最初の10秒で消費者の心をつかめない
ディスプレイでは、何も買ってもらえないということです。
しかし、時代は進化して「最初の正念場」よりも先の
正念場が生まれたんですね。
それがGoogleの提唱するZMOTです。
■大部分の消費者は、店に来る前に買うものを決めている
これはネット世代の私たちなら経験があるのではないでしょうか。
店舗でしかどうしても買えない。
だけど店舗であれこれ迷うのはいやだから、
先にネットで目星をつけてから行く、というものです。
私はたとえば初めて行く飲食チェーンなどで、
何を頼むか事前にチェックして決めてから
お店に入るということがよくあります。
レジの前って、店員さんもいるし後ろのお客さんもいるので、
あまりじっくり考えられないんですよね。
なので、先にサイトでメニューを見て、買うものを決めてから
お店に入るということが多いんですね。
これなどは完全なZMOTの例です。
私の場合は飲食店でやっているだけですが、
家電製品などでこれをやっている方も多いでしょう。
このように「事前にネットで買うものを決める」
というユーザーが多くなると、
ますますネットビジネスが重要になるということです。
■とくにサイトアフィリエイトをするなら知っておくべき
これは特にサイトアフィリエイトをする方が知っておくべきです。
いや、全員知っておくべきことではありますが、
ZMOTをする消費者というのは、
2つの選択肢を持っているということです。
つまり、サイトでそのまま買うか、
サイトでチェックした情報を持って店舗に行くかということです。
このあたりも考慮してユーザーの行動を想像するようにしましょう。
[…] Googleが提唱した消費者の行動「ZMOT」とは? […]