■文章の基本的な流れ

一転して、きわめてベーシックな内容です(笑)。
文章といってもジャンルによって違いますが、
例えばセールス文の場合は、こういう流れになります。

流れ

音声も撮った↓ので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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オープニング(興味づけ)⇒ストーリー⇒スイッチ⇒セールス

それぞれ説明していきます。


・オープニング

当然ですが、まずは興味を持ってもらわないと始まりません
それがサイトでもメルマガでも、
「まずは画面を変えないでもらうこと」が大事なのです。

たとえていうなら、テレビでチャンネルを変えまくっている人に、
自分のチャンネルで止まってもらうような感じですね。
そのためにも、まずは最初の短時間で、
一気に相手の心をつかむ必要があるのです。


・ストーリー

続いてストーリーを読んでもらいます。
たとえば情報商材でよくあるストーリーはこんな感じですね。


実家の飲食店が火災に見舞われて、突如多額の借金が振りかかる。
返済のために会社の仕事の後、夜勤のバイトをするが、
無理をしすぎて体を壊してしまう…。

ネットで稼ぐことを考え、200万近く高額塾に入ったり、
教材を買ったりしてきたが、
まったく稼げない毎日…。

そんなある日、ある手法と出会う。
「これで稼げなかったら終わりにしよう」と言い聞かせ、
一心不乱にビジネスに励む。

最初は成果が出なかったが、やがて「あること」に気づき、
そこから爆発的に売り上げが伸び始める…。


…とまあ、よくある流れですね(笑)。
これはベタすぎですが、とにかくこの部分では、
「商品を売る」という空気は一切感じさせずに、
普通に読み物を読んでもらう、という意識で書きます。


・スイッチ

そして、このスイッチの部分から、徐々にセールスに近づいて
いく
というわけです。
さっきのストーリーから続ける場合、たとえばこんな感じです。


その「あること」とは、「株の空売り」
空売りという言葉は聞いたことがあったが、
何やら胡散臭いイメージがあったし、
何より素人の自分にできるとは思っていなかった。

しかし、自分が教わったその空売りのノウハウは、
まさに目からウロコの、衝撃的なものだった



…とまあ、絵に描いたようなおいしい話ですが(笑)。
(とっさにこういうストーリーを考えるのも、才能が要りますね)

とにかく、こうやって話を広げていくと、
「で?そのノウハウは?」と読者が知りたがってくれるわけです。
(興味がある人は、ですが)

で、興味を持ってもらったら、
「そのノウハウを○○万円で公開します」のように、
完全なセールスに入っていくわけですね。

…というのが基本的なセールス文の流れです。
必ずしもこの流れに沿っていないといけない、
というわけではありません。

しかし、こういう起承転結の流れは大昔からあったものなので、
その法則に従った方が成功率は高いと言えるでしょう。