・そもそも、ビジネスは最終的に大元を狙うのが基本

たとえばユニクロがなぜこれだけ大きくなったのかというと、
「製造から販売まで全部自社で」やっているからです。

大元

音声も撮った↓ので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
⇒ この記事の音声を聞く

ユニクロももともとは普通の服屋さん(小売店)だったのですが、
ある時期から自社で商品を製造するようになり、
さらにその拠点を途上国に移すなどして、コストを削減して大化け
した
のです。

というように「大元を狙う」というのはビジネスの基本なんですね。
小売だけをやっている限り、
広い目で見れば「メーカーに雇われている」のと同じなのです。

もちろん、小売でもメーカーより強い会社はたくさんあります。
ただ、それにしても「製造段階」という大元を制覇していないだけです。
「その地域全体」という大元は制覇しているんですね。

たとえばイトーヨーカドーがダイエーとの戦いに勝ったのは、
「同じ地域に集中的に出店して、その地域を制覇する」という手法を
取ったからですが、
このように「何かを制覇する」というのはビジネスの基本なのです。

これは遠い世界の話ではありません。
「どっかの日経に出てくる社長の話で、自分には関係ないよね」
ということはないのです。

扱う金額の単位が違うだけで、本質的にはすべて同じです。
「自分は最終的に何を支配すべきなのか」ということは、
ネットショップをやる時もオークションをやる時も、
よく考えるべきでしょう。

(別に怖い話ではありません。慣れるととても楽しいものですし、
意外と簡単です)