■広告を出す時の考え方
これはいろいろありますが、
まず「細かくテストして、リターンが取れる所を探す」
というのが鉄則です。
音声も撮った↓ので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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同じ商品を宣伝するにしても、
指定するキーワードによって売れ行きは全然違います。
自分で「これが売れる」と思っていたキーワードで全然売れず、
売れないと思っていたもので売れる、ということもあるのです。
また、売れる売れないに加えて、
広告の単価の高い安いもあります。
つまり、「このキーワードで出せば確かに売れるけど、
その分単価が高いので赤字になる」というケースですね。
たとえばあなたの商品が「脱毛ワックス」だったとして、
「トリプルエックス脱毛」などの絞られたキーワードなら、
安いお金で広告を出せますが、
「脱毛」のようなキーワードなら、当然多額のお金が要るのです。
なので、ただ売れるか売れないかだけでなく、
「利益が出るか」という基準で見る必要があります。
■利益が出るなら何でもOK
基本的な考えは「利益が出るなら何でもOK」ということです。
「利益÷広告費」という計算式をMRといいますが、
このMRの値が1以上になればOKです。
たとえば出た利益が500万円で、広告費も500万円だったとします。
この場合のMRは1です。
利益が100万円で、広告費が500万円だった場合、
これはMR0.2です。これは広告を出してはいけません。
MRが1だったら、損は絶対にないということです。
広告費は常に元がとれている状態ですね。
しかも、お客さんが買ってくれたということは、
その人は次回は宣伝なしで買ってくれる可能性もあります。
なので、MR1ということは、ただ損害がないだけで
それ以上の利益に繋がる可能性があるんですね。
そのため、MRが1より多少低くても、
業種や商品によってはガンガン広告を出していいのです。
特に消耗品を販売する場合は、
今後もそのお客さんがリピーターになってずっと買ってくれる、
という可能性がありますから、
ギリギリのラインまでMRを下げて考えるべきでしょう。