▼ネットビジネスにおけるライフタイムバリューとは?

ネットビジネスのような歴史の浅い世界だと、
まだライフタイムバリューという言葉は、あまり意識されていません。

ライフタイムバリュー

音声も撮った↓ので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
⇒ この記事の音声を聞く

しかし、たとえば2年間ずっと自分のファンをしていてくれた方なら、
「今後数年間も応援してくれる可能性が高い」と言えます。

もちろん、それが思い込みで終わらないように
今後もサポートをしっかりする必要はあります。

ただ、何にしてもそのようなライフタイムバリューの高い
お客さんを何人か抱えている
というのは幸せなことです。

なので、そういうお客さんがいたら必ず大切にしましょう
人間は恋人にしても家族にしても、
手に入った人、そばにいて当たり前の人は、
大切にしなくなる傾向があります。


これは世間話ではなく、ビジネスの世界でも
実際に常連さんにこれをやってしまうケースが多いので、
注意が必要です。

冷静に数字を見れば、自分の会社にもっとも利益を
もたらしてくれている人が誰かわかるのに、
ついつい怖い一見のクレーマーとか、
そういう人の対応に時間を使ってしまう
のです。

もちろん、そのクレーマーがクレームをつけている理由にもよりますが、
そんな1000円程度の利益しかもたらしてくれていない
一見のお客さんよりも、長年にわたって何十万も
利益をもたらしてくれている人を大事にするべきなのです。

…という風に、自分のいっときの感情や、
その場の空気などに流されず、冷静に数字を見て、
「自分にとって一番価値のある顧客は誰なのか」
と考えることが大事です。

命は平等ですが、企業にとっての顧客の価値というのは、
絶対に平等ではありません(当然です)。

ネットビジネスのコンサルティングのような
人付き合いが関わると、ついついそういう「適正な差別」
しにくくなってしまいますが、

「正しい差別をするのはいいことだ」
という意識を常に持つようにしましょう。

(正しい差別というのは、あくまでビジネスにおいてです。
 人間の命の価値は、本来平等です。
 死刑制度などは、また難しいところがありますが…)