■どう生きれば幸せになれるのか?

これはもう「その人ごとに自分で考えましょう」
という結論が一番だと思います(笑)。

これを自分で考えずに人から答えをもらおうとする人が、
怪しい新興宗教にはまっていくのでしょう。

ただ、私なりにこれだけは誰にでも言えるのではないかなと
思えることは、感謝することです。私は、全てのことに
感謝することということを、いつも心がけています。

人間は満たされていると感じた時に幸せを感じます。
どんなに貧しい生活だと思っていても、自分の心が満たされてる
感じることができたら、幸せになるのです。

逆にどんなにリッチな生活をしていようと、周りに綺麗な女性が
たくさんいようとも、満たされていないと心が感じていると、
幸せではなくなってしまいます。


満たされていると感じるためにも、感謝をすることが大切です。

それを踏まえた上で、どういう人生が幸せかは、本当に人それぞれです。
たとえば、ある世界的なアンケートで、
人間の幸福度を調べた結果、欧米の富裕層より、
マサイ族の方が上だったそうです。

マサイ族というのは、今でもアフリカで狩猟生活を営む
原始的な民族です。

なぜ彼らの方が幸福度が上だったかというと、
彼らは仲間や家族との間で、強烈な絆を持っているからです。

自由に職業を選んだり、住む場所を選んだりはできないけど、
代わりに仲間同士、家族同士は何があっても助け合う、
という風習があります。

不自由なことはたくさんあるでしょうし、
テレビのクルーが取材に来たりする度に、
「外の世界を見てみたい」と思っているマサイ族だって、
きっといるはずです。

それでも彼らの幸福度の方が欧米の富裕層より上なのは、
「人間は最後は人とのつながりを求める」ということだからでしょう。