■今日が人生最後の日だったら何をするか?の答え
この問い掛けはジョブズが日常していたことで、
さらに有名になった感があります。
(というか、ジョブズが死んでからもう4年なんですね。
ついこの間のような気がするのですが…)
で、ネットビジネスをしていると、
「今日が人生最後の日だったら、
自分は記事なんて書くだろうか?」と考えてしまうと思います。
実際記事は書かないかも知れません。
ただ、私はこの問いに関しては一応答えを持っています。
少しカッコつけのようになるのですが、
「人生最後の日だったら、自分の人生を受け入れる」
ということです。どういうことか詳しく説明しますね。
「最後の日だったら、やりたいことを全部やる」
という人は多いです。
しかし、最後の日という理由でやりたいことを全部できるでしょうか?
たとえばスカイダイビングをしようと思ってもできないでしょう。
住んでいる場所によりますが、
できる場所に行くまでに最速半日はかかりますし、
すでに予約が埋まっている可能性があります。
(というか、完全予約制ですよね。多分。笑)
グレネードランチャーをぶっぱなしたい、と言っても、
そのためにはカンボジアまで行かなくてはいけません。
(カンボジアだと、3万円で撃てます)
…というように人生最後の日に
「やりたいことを全部やる」と言ったって、
実は限界があるのです。
所詮「自分に与えられた運命の範囲内の、やりたいこと」
でしかないですね。
だったら、最後の日に暴れまくった所で、
結局我慢が必要ということなのです。
「暴れまくっても、所詮この程度なのか、俺は」
という限界を認めなくてはいけないのです。
つまり、結局のところ、人生最後の日に私達がすべきことは
「自分の限界を知る」=「運命を受け入れる」
ということだと思うんですね。
だったら、暴れまくらなくてもそれはできるだろう、と。
どうせ暴れたって自分の限界に気づいて終わりなのだから、
先に運命を受け入れる「大人な態度」でもいいのではないか、と。
たしかに、人生最後の日だったら、
私達はネットビジネスなどやらないでしょう。
でも、実際には今日は人生最後の日じゃないので、
お金のためにこういう仕事をする必要があるのです。
それが「運命」なんですね。
そして、「運命を受け入れる」ということは、
結局人生最後の日に暴れまわったって、
最後はやらないといけないことなのです。
だったら、今日やってもいいじゃないか、ということです。
「これは別に心底やりたい仕事じゃないけど、
それでもやるしかないなら、受け入れる自分でいたい」
ということです。
これが綺麗事でないというのは、
ここまで述べた通りです(暴れるのにも限界がある、ということです)。