■記事の内容について、具体的な褒め言葉を添える
「褒める」というのは人のモチベーションを高める基本ですが、
下手な褒め方は逆にマイナスとなることもあります。
「そんな子供だましで喜ぶと思うなよ」と思われてしまうからです。
音声も撮った↓ので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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たとえばよくない例は、文章の内容を読まずに
「素晴らしい記事をありがとうございます!」などとお世辞をいうものです。
たとえば文字単価0.3円台の仕事の場合、
基本的に内容は適当です。
頑張って書いてくださるライターさんもいますが、
このレベルだと、コピペでなければとりあえずOKということは、
多くのライターさんが経験で知っています。
そうやって適当に書いた文章で「素晴らしい記事」と言われたりすると、
「何だ、やっぱり読んでないんだ。今度も適当でいいや」
と思ってしまいます。
(当然ですよね)
なので、この場合はこういうのが正解なのです。
「納期通り納品してくださり、ありがとうございます!」とか、
「すばやい執筆、ありがとうございます!」とかですね。
これなら事実ですし、早く書くことは
ライターさんにとっても時給が上がるのでプラスです。
なので、「よし、次も早く書こう」とやる気を出してもらえます。
(もちろん、スピードを上げることによってクオリティが落ちたら、
修正の依頼をするまでです)
文章の内容について褒めるべき部分がない時は、
このようにスピードや納期を守ってくれたことを褒めればいいんですね。
実際、単価の安い仕事の価値はそこにあるわけですから、
そこを褒めるというのは正しいことなのです。
要は、お世辞や嘘はつかないようにする、ということです。