■海外のネット環境は?
海外に住みながら仕事をするなら、ネット環境はとても重要です。
私の友人はこれまで
・中国
・韓国
・カンボジア
・インド
・タイ
に住みながらネットで仕事をしてきましたが、
ネット環境がよかった順にまとめると、
・カンボジア(プノンペン)
・韓国
・タイ
・中国
・インド
だったそうです。
・意外なことに、カンボジアはWi-Fi大国
実は、カンボジアはWi-Fi大国なのです。
カフェに行ったら大抵どこでも無料のWi-Fiを用意していて、
速度も速いです。
今現在バンコクにいる友人に言わせると
「バンコクとプノンペンなら、プノンペンが圧勝」とのことです。
タイは、純粋なネット速度ならシンガポールについで東南アジア2位です。
しかし、街中にフリーで使えるWi-Fiがなく、
マクドナルドのWi-Fiでも現地の携帯電話を持っていないと
使えないそうです。
(現地でなくても、要はショートメッセージを受信できる
携帯を持っていればいいようですが、それがないとダメ、とのこと)
スターバックスでもWi-Fiがないということで、
友人はどこに行っても自前のWi-Fiでやっているそうです。
友人は世界共通で使えるWi-Fiルーターをインドで買っていたので
よかったですが、そうでなかったら少々面倒だったでしょう。
一方のプノンペンは「カフェに入れば必ずWi-Fiが使える」
というレベルなのでWi-Fi初心者におすすめだそうです。
・カンボジアのWi-Fiが速いのは利用者が少ないから
カンボジアのWi-Fiが快適な理由はもうひとつあり、
「利用者が少ない」「大容量のデータをやり取りする人が少ない」
ということがあるそうです。
当然ですが、同じカフェでノマドがたくさん仕事をして、
大容量のファイルをやり取りしていたら、当然速度は落ちます。
バンコクやソウルの場合、こういう人が多いので、
速度は意外と遅いらしいんですね。
特にソウルはかなり遅かったそうです。
韓国は世界トップレベルのネット大国で、日本の速度も超えているので、
「さぞかし速いだろう」と期待していた友人は、がっかりしたそうです
(笑)。
それもそのはずで、周りをみると、
何やらCADのようなデータをいじっている専門学校生らしき人々や、
アドビのIllustratorなどのソフトをいじっている
クリエーターらしき人が何人もいたようです。
そういう人がたくさんいたら、それはWi-Fiも遅くなるだろう、
という感じです。
「ネットの速度はあらゆる要素によって決まる」ということを、
あらためて感じさせられました。
ちなみに、当の友人は韓国のカフェでDreamweaverをダウンロード
したそうです。
「一番速度を下げているのはお前だ」と突っ込みたくなるのは、
私だけではないでしょう(笑)。