■ビジネス=信頼である
少し変な話題が多くなったので、
バランスを取るために真面目な話をします(笑)。
音声も撮った↓ので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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ものすごくありきたりな言葉に聞こえるかも知れませんが、
「ビジネス=信頼」です。
これは綺麗事ではなく事実です。
たとえばあなたがマクドナルドやスターバックスで買い物する時、
先に料金を払います。
普通、先払いというのはリスクがあります。
相手がお金だけ受け取って、品物をくれないことがあるからです。
でも、マックやスタバでそんなことを考えるでしょうか?
考えないですよね。
「彼らが商品を出さないわけがない」と「信頼」しているからです。
だから私達はマックやスタバにほいほいと入っていって、
何も考えずにほいほいとお金を出すわけです。
■途上国の食堂でこれは通じない
ここまでの話を読んで「そんなの当たり前だ」と思った方は多いでしょう。
しかし、これは当たり前ではないのです。
途上国の食堂でこれは通じません。
彼らも、お金を払えば確かに品物は出してくれます。
ただ、メニューが間違っているということがあります。
期待していたものと違うのです。
こういう時、日本のファミレスの場合は交換してくれます。
しかし、途上国の食堂でしてくれるわけがありません。
間違って出てきた料理もあなたが食べられるものだったらいいですが、
食べられないものだった場合、
あなたはお金をドブに捨てたことになります。
・途上国の食堂では「毒物」が出てくる時もある
たとえば中国の農村などに行くと、
「機械用の油で料理している」というケースもあります。
これなどは「毒物」と言ってもいいくらいの料理ですが、
こういうものが出てくる危険もあるのです。
これなどは「お金を払う価値がない」どころか、
「むしろ補償金をよこせ」と言いたくなるレベルでしょう。
このように、料理店に行ってお金を出せば品物が出てくる、
というのは当たり前のことではないのです。
だからこそ私達は途上国の田舎には行かず、現地の食堂にも行かず、
マックやスターバックスを利用するわけです。
これを見ても「ビジネス=信頼」というのがわかるでしょう。
実際、マックもスタートしたばかりの頃は、
そんなにお客さんも入らなかったはずです。
長年の信頼を積み重ねて、今のようなビジネスを築いたわけです。