■では、その信頼をどう築くのか?

これに関しては、王道は「ひたすら真面目にビジネスをする」ことです。
「努力しても成果が出なければ意味がない」と思う方もいるでしょう。
もちろん、そうです。

真面目

音声も撮った↓ので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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ただ、私の経験からいうと、本当に努力している人は、
「もっとも効率的なやり方」も自然と修得するはずです。

なぜなら「たくさんの人の役に立ちたい」と思うと、
どうしても効率的にせざるを得ないからです。

「努力しても結果が出ない人」というのは、
「頑張っている自分に酔っている」だけで、
別にお客さんのことを考えているわけじゃないんですね。

お客さんのことを考えて真面目に努力する、
ということを続けていれば、信頼は自ずとついてきます

…というのが一番重要なマインドですが、
これだけでは退屈ですよね(笑)。
なので、もっと具体的なテクニックも書きます。


■「お客様の声」によって信頼を獲得する

たとえばよくある例が「お客様の声」です。
これはネットビジネスだけでなく、リアルビジネスでも常套手段ですよね。
もう私達が小学生の頃から、ずっとこれを見てきたはずです。

これはどの国でも有効なのですが、日本では特に有効です。
たとえば世界の国民性を表すジョークで、こういうものがあります。

船が沈没しかけて、乗客を海に飛び込ませる必要がある。
しかし、みんな飛び込みたがらない。
その時には、こういう風に声をかけるといい。

アメリカ人には「飛び込めば英雄になれますよ」
ドイツ人には「飛び込むのが規則になっています」
イタリア人には「さっき美女が泳いでいましたよ」
ポリネシア人は、何も言わなくても飛び込む
日本人には「みんな飛び込んでいますよ」

…というものです(笑)。
国民性ジョークの中でも特に有名なものなので、
知っている方も多いかも知れません。

実際、日本のマーケティングでは「みんなもう始めてる!」というのが
とても多いのです。欧米の場合、これは逆効果になることも多く

「みんな持ってるのか。じゃあ、かぶるじゃん。やめとこ」

と思う人も多くいます。
(特に髪型に関して、欧米人はわざとヘンテコにしたりします。笑)

…という国民性もあって、日本では特にこの「お客様の声」が、
不動のマーケティングテクニックとなっているんですね。

マーケティングという単語を使いましたが、
商品の価値を高めるのも、自分の価値を高めるのも同じことですから、
これはブランディングのテクニックでもあります。