■情報ビジネスはどうなっていくのか?
今の時代、情報には価値がなくなっています。
生まれた時からネットがある世代にとっては、
もう情報は無料というのが完全に常識になっています。
音声も撮った↓ので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
⇒ この記事の音声を聞く
(私達アラサーの世代でもすでに常識になりつつあります)
なので、知っているということは、価値がないのです。
「それをどう使うか?」に価値があるんですね。
つまり「情報の使い方を教える」ということは価値があるのです。
ただ、ここで重要なのは、その
「情報の使い方」すら、また一つの情報なのです。
それはそうですよね。
「エクセルの使い方」がただの情報であるのと同じように、
「情報の使い方」だって、ただの情報にすぎないのです。
具体的にいえば、
・データに現れない部分を見よう
・いろいろな立場から情報を収集しよう
…というようなものですが、こんなのは少し検索すればどこにでも
書いてあるノウハウで、結局のところ、あまり価値はないのです。
では、何に価値があるのかというと、ずばり
「その相手が価値を感じているもの」です。
つまり、「万人共通で価値があるもの」は消滅したのです。
代わりに「目の前のその人にとって価値があるもの」は、
まだ残っているんですね。
当然ですが、これだけはいつまでも消えることがありません。
そして、この「目の前の人のニーズ」に対して小まめに答えることが
できる、というのが個人のビジネスが大手の企業に負けない強みでも
あるのです。
■具体的にいうと、どんな価値を提供するのか
たとえば、Aさんが私にこう言ったとします。
「ネットで毎月50万稼ぐ方法を教えてください」と。
ここで「サイトアフィリエイトをしましょう」とか、
「メルマガをしましょう」というのが、これまでの時代の情報です。
しかし、これからの時代の情報はこうなります。
情報というよりカウンセリングなのですが、
「Aさんのお仕事は何ですか?なるほど、不動産の営業」
「それだったら、不動産のアフィリエイトがいいですね」
「たとえば、マンションの売却の無料見積りを受けるだけで、
報酬が発生するアフィリエイトがあります」
「マンション 売却、というキーワードで上位表示すれば、
稼げるジャンルです」
…という風に、「そのAさんのための情報」を提供する、
これがこれからの時代の「情報」です。
要は、情報であることは変わりないのですが、
「そのレベルが格段に上がった」ということです。
「ピンポイントでその人のための、その状況のための」情報が
必要とされているわけなんですね。