■セミナーの前にYouTube配信で経験を積む
私はいつもYouTubeで自分がしゃべる動画を配信しています。
これはセミナーの前の訓練として、ものすごく有効です。
音声も撮った↓ので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
⇒ この記事の音声を聞く
まず、自分の声がよくわかりますし、
「うわ、俺こんなにキョロキョロしてるんだ」とか、
自分の挙動不審さなどがよくわかります(笑)。
鏡を見ればわかると思われるかも知れませんが、
鏡と動画はまったく違うのです。
なぜなら、鏡は自分の姿を確認しながらしゃべることができます。
そのため、あまり変な風にならないのです。
一方、動画は自分の姿を確認できないので、
どうなっているかわからないまましゃべるから、
動画の方が後でみると大抵変になっているのです。
たとえていうなら、ドラマーの場合、
鏡を見ながらしゃべるというのは、
「メトロノームを聞きながらドラムを叩く」というのと一緒なのです。
それならリズムはブレないですよね。
しかし、実際にはライブで常にメトロノームを使えるわけではありません。
同じように、セミナー本番では自分の姿を鏡で見ながらしゃべる、
なんてことはできないのです。
お客さんを見なくてはなりません。
なので「鏡を見るよりもさらに自分の姿を確認できる方法」として、
動画を撮りまくるというのは非常に有効なのです。
■音声もどんどん録音するべき
続いて、動画だけでなく音声もどんどん録音するべきです。
動画には声も入っているので動画でいいじゃないか、
と思われるかも知れませんが、声だけだとまた全然違うのです。
音声を聞く時、人は聴覚情報に集中するので、
当然動画の時よりも声が重要になります。
また、動画だと画像を挿入したり、
ホワイトボードに何か書き込んだりして見せられるものも、
音声では伝えることができません。
そういう時に声だけでどう説明するか、
という訓練をするにも非常にいいです。
こうして、聴覚でも視覚でも自分の語りを客観視できるようになったら、
もうその人はセミナーの実力もかなりついています。
堂々と自信を持って話せるようになっているでしょう。