■セミナーではゼスチャーも大切


セミナーやプレゼンがうまい人というのは、ゼスチャーが充実しています。
ただ突っ立って話すのではなく、ジョブズのように歩きまわりながら、
身振り手振りを交えて話すことができるのです。

ゼスチャー

音声も撮った↓ので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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歩くのについては、別にやらなくてもかまいません。
全然歩かないスタイルでもプレゼンの名手として
世界で評価されている人はたくさんいます。

ただ、ゼスチャーはどちらにしても重要です。
無理にやる必要はないのですが、
人間は何かものすごく伝えたいことがある時、
絶対にゼスチャーを使う生き物なのです。

逆にいえば、ゼスチャーが出てこないということは、
あなたはそのテーマについて「まだ極めていない」
「人に伝えたい気持ちも薄い」ということなのです。
残念ながらこれは事実です。

たとえば、幼稚園児がその日遠足で起きた楽しいできごとを、
親に報告するところを想像してみてください。

「こーんなに大きいパンダがいたよ!」という時、
突っ立ったまま言うでしょうか?
絶対言わないですよね。

必ず「こーんなに」という動作をするはずです。
それは、ものすごく伝えたいからです。

もちろん、大人と子供では少し違います。
大人の場合、同じように「こーんなに」とやりたくなっても、
恥ずかしさから引っ込めてしまうことがあります。

子供が堂々とできるのは恥ずかしくないからです。
逆にいえば、私達も伝えたいことがあって、
羞恥心を捨てたらゼスチャーなどいくらでも出てくるんですね。

「本当に伝えたいものを持つ(自分の得意分野を持つ、情熱を持つ)」
「羞恥心を捨てる」

ということで、誰でもゼスチャー、というより
プレゼンの達人になれるのです。

…もっとも「羞恥心を捨てる」というのは、
情熱さえあれば自然とできるはずなので、
結局一つ目の「情熱」なんでしょうね。