■演壇の上に立つ練習をたくさんしよう

私の友人は大学時代、プレゼンの全国大会に何度か出ています。
彼がそういう大会に出るようになって気づいたのは、
「演壇の上に慣れていた方がいい」ということです。

演壇

音声も撮った↓ので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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私達はプレゼンの本番は緊張する、と思っています。
しかし、「プレゼンの本番」といっても色々な要素が集合して
できています。

練習ではなかったものが、本番になって増えているといったら、
たとえば下のようなものがあるわけです。

・お客さんがいる
・マイクがある
・後ろに大きな横断幕とかがある
・録画されている
・演壇に立って話す


…などなどです。
このように、本番というのは「いつもと違う要素」が、
いくつも同時にやってくるんですね。

もしこれらの要素を「全部日頃から経験していた」としたら、
どうでしょう。別に緊張しないですよね。

その中でも「演壇に立って話す」というのは、
割と日常からやりやすい、ということに友人は気づいたそうです。

「いや、演壇とか近くにないから」と思われるかも知れませんが、
大学の大教室が空いている時間なら、使えます。
勝手にそういう大教室に入って、演壇の上でしゃべるわけですね。

しゃべる内容は、別にスピーチの本文でなくてもいいです。
何かの本を朗読したりするだけでもいいんですね。

彼は本の朗読…というよりボイストレーニング全般が好きだったので、
その一環として、ジョブズのようにぐるぐる歩きまわりながら、
大学の大教室の演壇の上で、よく一人で練習していたそうです。

こうして演壇の上に立つことに慣れていると、
本番の緊張度も減るということですね。

外見が大学生っぽくないと、こうして大学に入り込むのは
難しいかも知れませんが、
とりあえず、そういう場所で経験を積むことで、
本番で緊張しなくなる、というのは確かでしょう。