■体調を整えるのもコミュニケーションのうち

さらに肉体的なコツを追加すると、
「体調を整える」というのもコミュニケーションの重要な要素です。

体調

音声も撮った↓ので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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当たり前のことのようですが、
これが出来ていないせいでコミュニケーション力が落ちている人は
たくさんいます。

たとえば、鼻炎で鼻水が出やすくなっている時は、
人間は思い切って笑うことができません。
笑うと同時に鼻水が出てくることがあるからです(笑)。

なので、そういう時人間は無意識のうちに大笑いすることを
抑えてしまいます。
そうすると、健康だったら大笑いするような話を聞いても、
素直に笑えない、ということになってしまいます。

もちろん、そんな状態でも思わず大笑いしてしまうことはあり、
そういう人と話していることはある意味幸せなのかも知れませんが、
合コンなど、初対面の人との集まりなどでそういう失態を犯すのは
避けたい
ものです。

体調がコミュニケーションに影響を与えるのは、
他にも無数のケースがあります。

たとえば下痢気味の時は、誰かとお茶をしていても頻繁に
トイレに行くことになります。
当然、相手を一人にしてしまう時間が増えて、
コミュニケーションとしてはマイナスになってしまいますよね。

「ちょっと今日下痢気味なもので…」と最初に言うことで、
フォローすることは可能です。
コミュニケーション力のある人なら、それもうまくネタにして、
なんなく乗り切ってしまうかも知れません。

ただ、それは高等テクニックです。
それに、下痢気味で困るのは席を立つ時だけではありません。

そもそもお腹が痛くて話の内容に集中できていないかも知れませんし、
少しでも漏れた気がした時、

「やばい、今漏れたかな。臭いしてるかな」

などと不安になって、全然話に集中できないということもあります。
(下品な話で恐縮ですが、こういう経験は何かしら、誰でもありますよね)

なので、コミュニケーション力を高める上で
「常に健康である」というのはとても大事なのです。

これなどは、気をつけようと思えば誰でも気をつけることができる、
一番わかりやすい部分
ということができるでしょう。