■セミナーでのコミュニケーション力は、訓練によって身につく
セミナーの様な場所でたくさんの人に声をかけるというのは、
最初のうちはなかなかできないことです。
どうしても緊張するでしょう。
音声も撮った↓ので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
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しかし、これはとにかく場数を踏むことで何とかなります。
セミナーに出席する回数もそうですが、
声をかける回数というのが何よりも大事です。
野球選手はとにかく打席に立ってうまくなるように、
コミュニケーション力というのも、打席にひたすら立つ、
つまりたくさんの人に声をかけることで、
磨かれるものなのです。
初めての人に「どうも、こんにちはー」と言って声をかけるのも、
最初のうちはそれだけで緊張してしまいます。
しかし、慣れるとその部分はもう無意識に出てきます。
たとえば職場で人とすれ違う時、
つい口癖で「お疲れさまでーす」と言ってしまうでしょう。
あれはもう数え切れないほど言っているので、
無意識のうちに出てくるのです。
(むしろ出てしまう、というくらいですが)
同じように、初めての人に声をかけるという動作も、
いやというほど繰り返しているうちに、
自然とできるようになるんですね。
私も初対面の人と話すのは苦手な方でしたが、
今では昔に比べるとかなり得意になりました。
それもやっぱり、ひたすら場数を踏んだからだと思います。
■JVをするには、こちらに提供するものがあることが必須
当然ですが、自分が提供するものを何ももっていないのに、
誰かとJVをすることはできません。
そもそも、何も持っていない人がJVをしようという発想が不思議です。
もちろん、実績はなくても何か大きな夢を持って、
同じような友達と組んだ、ということはあり得るでしょう。
たとえばヒューレット・パッカードがそうです。
あの会社名の由来は何かというと、
ヒューレットとパッカードが組んだ、というただそれだけです。
二人は起業したかったのですが、
何の会社をやればいいのかよくわからなかったのです。
そこで二人は「とにかく会社をやろう」ということだけを決め、
それで社名をヒューレット・パッカードとしたのです。
(実際には、二人は電気系の学部にかよっていたので、
何かできることがあるとしたら電気系ということで、
一応ジャンル程度は決まっていたのですが、
それでも実績などはまったくなかったのです)
…という例外はあります。
こういう二人の場合は「何もないのに組む」というのもあり得るでしょう。
しかし、これにしても実績がないだけで、
それぞれ才能はあったでしょうし、やはり何かしら「持っている」のです。