■7つの習慣を一覧にすると?

7つの習慣は、スティーブン・コヴィーという博士が説いた、
「成功哲学の元祖」とも言うべきものです。

成功哲学

音声も撮った↓ので、聞きながらだと、わかりやすいと思います。
⇒ この記事の音声を聞く

まず、手っ取り早く結論を知りたい方のために、
7つの習慣を一覧にしましょう。

▼私的成功
1.主体性を発揮する
2.目的を持って始める
3.重要なことを優先する

▼公的成功
4.Win-Winの発想をする
5.理解してから理解される
6.相乗効果を発揮する

▼再新再生
7.刃を研ぐ

…という風です。以下、詳しく説明します。


■私的成功とは?

まず最初の「私的成功」とは、
「基礎体力づくり」のようなものです。

私的成功
「主体性」は、人からの指示を待つ人生を卒業したり、
人種差別のような「世間が勝手に自分に与えてくる感情・好き嫌い」
に振り回されない、ということです。

「自分は本当にそう思うか?」を、常に問いかける
ということですね。

「目的を持って始める」も似た部分があり、
「自分は何のためにこれをするのか?」を
日々問いかけるということです。

「重要なことを優先する」も「目的」がさらに発展したものです。
「何のためにこれをやるのか?」
「これは本当に必要なのか?」と問いかけて、
必要と断言できることから(ことだけ)をやるということですね。

こういう「自分の足で地に立って生きる」人間になることを、
7つの習慣では「私的成功」と言っているわけです。
(これがスタート地点、ということですね)

公的成功
■公的成功とは?

これは「自分の足で生きられるようになった人々」が、
「お互いに繋がる段階」の成功です。

そういう内容なので「Win-Win」とか「相乗効果」とか、
「人が関わるもの」だけになっていますね。

Win-Winについては、ネットビジネスの世界でも
よく使われる言葉なので、ここでの解説は省略します。

「理解してから理解される」は、
「自分を理解してほしかったら、まず相手を理解しろ」
ということです。

人間は自分を好きになってくれた人を好きになります。
好きな人の言葉なら理解してくれます。
というように「まず相手といい関係を築けば、
自然と理解もしてもらえる」というのが、この教えです。

相乗効果
「相乗効果を発揮する」は、
「一人でコツコツ積み上げる足し算の成功」ではなく、
「人と関わって爆発的に生まれる、掛け算の成功」
というイメージです。(別途詳しく解説)


■再新再生とは?

こういうことを繰り返しながら、
「自分の精神や肉体も磨き、
 さらにこれらの習慣を強める」というのが、
「再新再生」の過程です。

(肉体は一番の基礎なので、これが最初でもいいのでは?
 と私は思うのですが)

…というのが7つの習慣の全体像です。
個別の習慣については、それぞれのページで解説します。