■どんな小さな行動も、必ず目的をはっきりさせる

たとえば100均で何かを買う時「これは本当に必要か?」
「私は何のためにこれを買うのか?」と考えるのも、
立派な「目的を持って始める」です。

目的

というより、むしろこういう小さな場面でこそ
「目的を考える」が必要なんですね。

こういう日常からいつも「自分も行動の目的」をはっきりさせる
習慣をつけておくと、いつの間にか
「自分の人生の目的」も、前より明確になっているからです。


■ネットビジネスの目的も、日常から考えるべきこと

当然ですが、目的がはっきりしていないのに、
それを達成することはできません。
ゴールがないレースで、ゴールをすることはできないのです。

ある意味、この7つの習慣の「目的を持って始める」は、
当たり前すぎるくらい当たり前のことなんですね。

ネットビジネスでも多くの人は
「稼ぐ」だけを目的としていますが、
当然ながら「何のために稼ぐのか」「いくら必要なのか」を
考える必要があります。

必要

■マネーの世界は、上を見たらキリがない

「何のためにとかどうでもいいから、とりあえず沢山ほしい」
という人は多いでしょう。
気持ちはわかりますが、マネーの世界というのは、
上を見たらキリがないのです。

たとえば年収1億はお金持ちの世界からすると貧乏人です。
日本一有名な個人投資家であるB.N.Fさんは、
資産200億以上(現在の資産は非公開)を持っていますが、
彼だって投資家の世界では「貧乏人」です。

世界トップのヘッジファンドのリーダー達は、
運用資産が10兆円を超えているケースもざらです。
これと比べたら、B.N.Fさんの200億ですらかすむ、
というのは納得していただけるでしょう。

無限

このように「どこまでも欲しい」などというと、
キリがないのです。誰だって「自分にとって必要な金額」を
はっきり見定めて、「ここがゴール」と決めて、
「そのために必要なことだけ」やる必要があります。


■それ以上の世界は、誰が競争していても無視する

こうして目的を明確にして、それを達成したら、
あるいは必要なことをすでに自分がやっているなら、
あとは、それ以上の世界、それ以外の世界は無視すべきです。

誰がどれだけ競争していようが、SNSなどで自慢していようが、
全部無視するべきです。
彼らや世間にとっては大切なことでも、
あなたにとってはどうでもいいことなわけですから。

7つの習慣の「目的を持って始める」は、
日々の仕事で最初にやることを決める、という
一日単位でも通じる教えですが、「そもそものゴールの設定」
という大局的なところでも、使える発想です。