■正しいゴールを目指していれば、Win-Winは成立する

Win-Winという言葉はネットビジネスの世界でも
聞き飽きるほど使われていますし、
他の業界でも使われています。

しかし、現実にはできていないケースが多い。
それは「本当に正しいゴールを目指していない」からです。

Win-Win


■「楽して稼ぐ」だけが目的なら、Win-Winには永遠にならない

たとえばネットビジネスの世界で一番多い活動動機は
「楽して稼ぎたい」というものです。
しかし、これはWin-Winの関係を築きにくい
発想の最たるものです。

誰だって楽をしたいのです。
たとえばあなたがサイトアフィリエイトをしているなら、
そのサイトを見る人は「楽に情報を仕入れたい」わけです。

ということは、それができるサイトを作るために、
「あなたは楽をしてはいけない」ということ。

「外注のライターさんに記事を書いてもらう」などの方法は
もちろんあるでしょう。しかし、それだって
いいサイトを作るにはいいライターさんが必要です。

そして、いいライターさんをいつまでも繋ぎ止めておくためには、
自分の方でもそれなりの努力が必要なのです。

never give up

■正しいゴールを目指すことを好きになるべき

これに対して、もっと正しいゴールを目指すと話は変わります。
たとえばGoogleは「世界中の情報を整理する」を
目的としています。

彼らのこの理念は、間違いなく正しいものです。
(整理されすぎて怖いという反発もたまにありますが)

多少の反発はあるものの、世の中はGoogleの理念によって
間違いなく便利になっています。

彼らのゴールは、すべての人が目指すゴールと重なっているので、
彼らの行動は自然とWin-Winになるのです。

中国共産党のように、情報を統制したい人々とは衝突していますが、
これは…声高に言うのは難しいですが、
「中国政府が間違っている」からです。
間違っている人々とWin-Winにならないのは当然です。

正しい方向

■正しい方向を目指していれば、自然とWin-Winになる

…このように相手が間違っていてWin-Winにならない、
ということはたまにあるものの、基本的には、
人々はみんな正しい方向を目指しています。

なので、自分のゴールが本当に正しいものであれば、
この7つの習慣の「Win-Winの関係を築く」は、
自然と達成できるはずなのです。

もちろん、ただ目指しているだけではだめです。
それは夢想家です。

目指すだけでなく、それに向けて努力するのが好きになって
(というより自然にできるようになって)
初めて自然なWin-Winが達成できるようになるのです。